2015年6月30日火曜日

Mecir’s Tennis (273)  視線を高くできるか・視野の外に手がある違和感に慣れる

メシールのテニスでは、レディーポジションで「女の子のもじもじポーズ」ということを何度も書いています。そして、グランドストロークでは、フォアでもバックでも背筋をしっかり伸ばします。

これらは何を意味しているでしょうか。

一つ目は、目線です。背筋を伸ばしてボールを打つということは目線がその分、高いところにおきます。あたかもダンプカーを運転しているような、高いところに目線が来ます。顎が上がるわけではないのですが視線が高いところから見下ろすような感じになります。これは、高いボールを打つ場合には違和感ないのですが、低いボールを打つ際には目線とボールに距離感じます。

二つ目は、手の位置です。目線が高く、一方で手の位置は(もじもじポーズであるために)下の方になりますのでその距離が随分と離れているような感覚になります。しかも、目線と手の位置が離れているために、手が視野に入りません。視野の外、下の方に手があるイメージです。

これらは慣れないと違和感を感じます。しかし、慣れなくてはなりません。メシールのテニスを追及するのであれば、視野の外(下側)に手があるイメージに慣れる必要があります。


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