2011年5月20日金曜日

メシールのテニス(20) 移動してボールを打つためのフットワーク(その2)

メシールのフォアハンドのフットワークについて、メシールのテニス(17)で、”まず左足、そして右足を踏み出しながらボールをヒットする”と書きました。フォアハンドがオープンスタンスのメシールの、独特の打ち方です(当時は)。さて、今度は、戻り方です。どうやって、元のポジションに戻るでしょうか。

メシールのフォアハンドのグランドストロークはボールをオープンスタンスでヒットしますので、振り終わった後に足はちょうど開いた形になっています。

そこから、まず、右足(外の足)を左方向に踏み出します。ここは、フォアハンドの踏み出しと同じパターンです。外の足が先に動きます。

次に、左足が動きます。ここで、また、体が正面を向き、足を開いた形になります。

ここから、メシールは、一つ、サイドステップを入れます。つまり、右足を左足のそばまで寄せて、そのあと、左足を左側にステップします。そして、このサイドステップが、次のボールへのスプリット・ステップになるのです。

この戻り方は、もしかしたら、テニスの基本なのかもしれません。つまり、°のプレーヤーも同じステップなのかもしれません。が、前書きにも書いたとおり、私はメシールのテニスにしか興味がなく、ほかの選手のことが分からないのです。(したがって、テニスの基本とメシール独特の要素がごっちゃになっています。)

ここから先は、一般的な端ではなく、私個人の話なのですが恐縮ですが、私のフォアハンドでは、ボールを打つまでのステップは、幸いにも、メシールのテニス(17)の通りでした。どうやら、無意識に、正しいフットワークをしていたようです。(オンコートで、頭で考えながらステップを踏むなんてことは、できませんので。)また、戻る方のステップも、上の通りでした。この点でも、幸いなことに、メシールのフットワークを踏襲していました。

ただし、ラリーが続くと、残念ながら、このステップがだんだん乱れてきます。最初の左足が右足になったり、最後のサイドステップの後に、再度、スプリットステップをしたり・・・。

どうすれば、徹底したフットワークが身につくのかわかりませんが、まずは、無意識に正しいステップが踏めるような日常でのトレーニングが必要なようです。

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