私事(わたくしごと)ですが、現在、48歳です。すでに、若いころの柔軟さはなく、50肩に悩まされながら、しょっちゅう足がつりながら、毎週のようにラケットを持ってコートに立っています。
シングルスをすることが多い(テニス日記はこちら)ですが、相手の多くは30代か、40代前半の人です。私よりも若い人たちが、軽いラケットを使って、スピンが効いたボールを、ベースラインから打ちあいます。その中に、重いラケットを持って、フラット系の私が、しなやかさを失った体で挑んでいきます。
今日、私は、先日、負けた相手とゲームをしました。今日は勝ったのですが、勝ち負けではなく、とても感動したことがありました。
私は、まだ、上達しているのです!
先日、負けた時には、思うように打てずに負けてしまいました。しかし、今日は、明らかに、自分のイメージでボールが打てています。少しずつ、本当に少しずつですが、このブログ(メシールのテニス)で考えてきたことが、実現できるようになりつつあります。
50歳を前に、私のテニスは、まだ上達しているのです!
この年齢は、普通は、スポーツの世界では、プロはもちろんですが、アマチュアスポーツであっても、下降線をたどる年齢だと思います。ゴルフなどと違って、体全体を動かすスポーツですから、年齢を重ねて体が動きにくくなってくるのは、不利であるはずです。今までは勝っていた相手に勝てなくなる…という年齢です。
しかし、私は、まだ、今まで負けていた相手に勝てることがある。つまり、上達しているのです。このブログ(メシールのテニス)で書き続けている通り、日々、メシールのテニスを研究し、それをコート上で実現しようとしてきました。そして、たしかに、私は一つずつ、長い時間をかけて、技術を身に着けてきています。一歩ずつ、前に進んでいます。
体力は、体の動きは、これからも下降線をたどり続けるでしょう。しかし、並行して、私はメシールのテニスを研究し続けます。その結果、技術はまだまだ、身に着くと信じています。このマイナスとプラス。どちらが上回るのか。私は信じています。メシールのテニスは、たとえ身体的には動きが悪くなったとしても、十分に通用するテニスであると。だから、私は、まだまだ上達できると。
50歳でもまだ上達できる。とても素晴らしいことに思えるのです。
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