2012年4月18日水曜日

メシールのテニス(64) スピンサーブの打ち方


メシールのテニスに限った話ではないのですが、スピンサーブの打ち方について、最近、発見した方法を紹介します。(「そんなの常識!」かも知れませんが。)

一般には、トスを上げたボールのどの場所を打つかということで、スピンサーブやスライスサーブの打ち方を説明することが多いようです。私も試しましたが、どうしても、スライス系の癖が抜けません。(もともと、野球をやっていたので、腕の遣い方がスライスサーブの遣い方になっているからかもしれません。)

で、スピン系サーブが打てないのがどういう理由かというと、どうやら、テイクバックでラケットヘッドを下げた状態の時に、ボールを打つ側のラケット面が自分の背中の方向を向いていること。言い換えると、ラケット面がネットの方向や、まして背中と反対側を向かないこと。

これが、スピンサーブを打つ際のポイントとなります。

ラケット面でイメージしにくければ、右手(利き腕)の手の甲でも構いません。ラケットヘッドを背中で落としたときに、手の甲が、背中に対して外を向かなくてはなりません。手首を折ってしまい、背中の方向を向いてはいけません。

そのためには、右手の肘を高く(上向きに)上げることが有効です。右脇を大きく開いて、肘を高く上に突き出すと、右手の甲は外を向きやすくなります。

後は、そのまま打つだけです。腕は斜め(野球でいうところのスリークオーター)にはならず、スライスボールにはなりません。スイングが「縦振り」になりますので、スピンサーブが打ちやすくなります。というよりも、自ら、スライス系では打てないフォームを選んでいることになります。スライスサーブは、逆に、この方法では打てないはずです。

後は、どれだけ強くボールを打つかです。強く打てば打つほど、ボールのスピン量は増えることになります。

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