①ボールの位置まで動く(ステップ)ことと、②スイング(フォワード)を起動することです。①は誰でもよく分かっているのですが、②の仕事をよく忘れてしまいます。しかし、安定したグランドストロークでは、②が大切です。
なぜなら、フォワードスイングを足ではなく、腕で始めてしまうと、スイングに無理が生じます。力任せのスイングは、たいていの場合は、②が正しくできていない時になります。逆に、スイングを軸足からスタートして、腰、腕と動かして(回して)いくと、スムーズで無理のないきれいなスイングになります。
①と②の順序は、おおよそ以下の通りです。
まず、ボールが飛んでくると、①で足のステップワークでボールのところに移動します。最後にステップする足は軸足です。フォアハンドであれば右足、バックハンドでは左足です。軸足を、早めに固定することが大切です。
私は、フォアハンドで、時々、固定する軸足の場所で悩むことがあります。ボールから遠くなりすぎたり近くなりすぎたりして、試合中に、スイングが安定しないことがあるのです。
その場合には、ボールの飛球線上に軸足(右足)を置くことにしています。そうすると、体がボールに近くなりすぎることはあっても、遠くなりすぎることはないからです。近くなりすぎた時には、右足を固定したままで(メシールのテニス(77)で示した真ん中の図)、右脇を締めて、ワイパー系のスイングでボールを打ちます。とりあえず、これで、ミスをせずにボールを打ちかえすことができます。
フォアハンドで、その後左足を踏み出すかどうかは、相手の打ったボールによります。バックハンドも同じです。一般には、よほど深くなく、また高く弾まない「普通の」ボールは、前足を踏み込んで打ちます。逆に、深いボール、跳ね上がるボールは踏み出さずにワイパー系のスイングで打ちます。
さて、右足(バックハンドの場合は左足)を固定したときに「タメ」ができますが、このタメができた後、右足には、もう一仕事してもらわねばなりません。それが、②のスイングの始動です。
スイングを始動するということは、ボールを打ち始めるタイミングを決めることです。それは、極めて重要な仕事です。②は、つまり、ボールを打つタイミングを足に決めさせるという事を意味しています。
なお、注意することは、②はあくまでフォワードスイングの起動(きっかけづくり)だけを足が担当するという事です。スイングそのものは、背筋と肩を作るえもんかけ(=肩甲骨)の回転で行います。
さて、右足(バックハンドの場合は左足)を固定したときに「タメ」ができますが、このタメができた後、右足には、もう一仕事してもらわねばなりません。それが、②のスイングの始動です。
スイングを始動するということは、ボールを打ち始めるタイミングを決めることです。それは、極めて重要な仕事です。②は、つまり、ボールを打つタイミングを足に決めさせるという事を意味しています。
なお、注意することは、②はあくまでフォワードスイングの起動(きっかけづくり)だけを足が担当するという事です。スイングそのものは、背筋と肩を作るえもんかけ(=肩甲骨)の回転で行います。
これはとても重要なことですが、同時に難しいことでもあります。特に、これまで、腰や肩、腕でスイングを起動していた場合には、かなりの脳内イメージチェンジが必要となります。タイミングの取り方が変わるのですから、一から練習せねばなりません。
ただし、これは、オフコートでも練習できます。何しろ、足があればよいのですから。頭の中で、向こうからボールが飛んできたとして、足を使ってスイングを起動すればよいのです。いつでもどこでもできる練習です。
なお、①と②の二つの仕事を足にさせると、実は、下半身はかなり疲れます。私の年齢では、翌日(翌々日)に筋肉痛になります。それでも、この仕事は、メシールのテニスでは、どうしても必要なことなのです。
ただし、これは、オフコートでも練習できます。何しろ、足があればよいのですから。頭の中で、向こうからボールが飛んできたとして、足を使ってスイングを起動すればよいのです。いつでもどこでもできる練習です。
なお、①と②の二つの仕事を足にさせると、実は、下半身はかなり疲れます。私の年齢では、翌日(翌々日)に筋肉痛になります。それでも、この仕事は、メシールのテニスでは、どうしても必要なことなのです。
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