2013年10月21日月曜日

Mecir's Tennis (198) フォアハンドは阿波踊り(マニアには垂涎モノ?の連続写真)

今のテニス雑誌には、もちろん、ミロスラフ・メシールのことが掲載されることはありません。私は、何度かスロバキアに行きましたが、首都ブラチスラバの大きな書店に行ってスポーツ書籍や雑誌のコーナーで探しても、テニスに関する書籍でメシールの名前をみつけることはありませんでした。スロバキアでは、メシールは、今でも有名人だそうですが。


この写真は、1980年代終わりごろのTennis Journalの雑誌をスキャナで読み取ったものです(1989年6月号)。こんな連続写真も、もう、雑誌に掲載されることはないでしょう。

Mecir's Tennis (195) 左手主導ではない!」において、メシールのフォアハンドでは左手主導ではないことを書きました。それを説明できる連続写真を探していたのですが、古いテニス雑誌(別稿で紹介します)の画像をスキャンしました。

それが上の連続写真(の一部)です。下に、そのうちの2ショットを示します。どちらのコマにおいても、右手と左手が平行になっているのが分かると思います。最近のフォアハンドの写真と比べてみれば、その違いは一目瞭然です。


下の写真ではスイングの間、ほとんどで両手が平行になっています。


最後のフレームなどは、明らかに「阿波踊り」のように両手が平行になっています。



特に、最後のフレームなどは、明らかに「阿波踊り」のように両手が平行になっています。また、Youtubeの連続写真の映像(アンドレ・ゴメスとの試合前の練習)でも「阿波踊り」がはっきりと確認できます。

メシールのフォアハンド(イースタングリップのフォアハンド)は、右手が主導するのでも、左手が主導するのでもありません。両手を平行にしたまま両腕でスイングするのです。

Mecir Tennis Forehand Tennis Classic Back Number Photo

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