2012年7月8日日曜日

2012ウィンブルドン男子決勝 マレーVSフェデラー(予想)

マレーとフェデラーの決勝の予想。

グランドスラムはこの何大会か連続で、ジョコビッチとナダルが主役であった。2012年のウィンブルドン、久しぶりにこの主役のいないグランドスラム。しかし、さすがだ。今年の決勝の二人は、主役の代わりに主役になれる二人なのだ。


フェデラーは優勝すると7度目のウィンブルドン優勝となり史上最多となる。しかも、優勝と同時に世界ナンバー1となる。


マレーは、イギリス人として76年ぶりの優勝を狙う。なんと、ポロシャツなどで有名なフレッド・ペリー以来の優勝となるのだ。もちろん、私も、フレッド・ペリーのプレーを見たことがない。


この決勝戦の結果を予想するのは難しい。ロンドンオリンピックを控えて、究極のホームであるマレーにどんな風が吹くのか、予想もつかない。


しかし、この試合のポイントはフェデラーだ。フェデラーが高い集中力で、準決勝のジョコビッチ戦と同じプレーができれば、おそらくマレーは翻弄され、一方的な試合にすらなるかもしれない。具体的には、相手の裏をかくボール配球と、ベースライン辺りへの深い球だ。フェデラーは、おそらく、マレー戦でもジョコビッチ戦と同じ戦法をとるだろう。


マレーが力でフェデラーを抑え込もうとしたときに、それができなかったら・・・。流れは確実にフェデラーにとなる。しかし、それ以外の戦法で、マレーが勝利する筋道が見えないのも確かだ。マレーは、観客の応援を背に、フェデラーのコンピュータが狂い始めるまで攻め続けるしかないだろう。

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