メシールのテニス(72)では、上体を立たせた打ち方はフラット向きだと書きましたが、厳密にいうと、上体を立てるのはよくありません。左図は、よくない例です。相手のボールが速い時などの例外的なケースを除いては、ボールに順回転を与える方が安定します。特に、相手のボールが遅い場合はフラットでボールを打つと、バックアウトまたはネットする可能性が高いのです。つまり、原則は右側の姿勢が正解です。
重心を後ろ(お尻を突き出す)ことで上体が前に倒れます。あごが体の前に出ます。
この姿勢で構え、そのまま体の軸を回転させてボールをヒットします。図には示しませんが、これにより、いくつかの効果が生まれます。
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