2012年10月25日木曜日

メシールのテニス(78) フォアハンドの右足とフォワードスイング(多彩なフォアハンドのために)

メシールのテニス(75) フォアハンドの右足で、右足の位置を決めることの重要性を書きました。右足を決めることは、フォワードスイングにも重要です。

右足の位置を決める。そのあと、フォワードスイングをするきっかけ(力)はなんでしょうか。それは、腕の動きではなく、右足の動きです。右足が地面を押し出し、その力で体の回転や重心の移動が発生します。

腕を使うのは、その次です。足の後です。

スイングのタイミングやきっかけは右足がつかさどります。だからこそ、右足の位置を決めることが大切なのです。

その際には、右足を突っ張ってはいけないことはもちろんです。右足に、地面を押すだけの力をためなくてはなりません。右足は柔らかく曲げておくことが必要です。

  1. 右足の位置を決める。膝を柔らかく(足をつっばらない)。
  2. テイクバック(実際には右足の位置を決めながら並行して行う)。
  3. 右足でフォワードスイングを起動。(腕はもちろん、腰の回転で始動しない。)
  4. 腰の回転でフォワードスイング。
  5. 両肩を回転させる。(4と5は実際にはほぼ同時になるでしょう。)
  6. 腕を使い始める。
この手順でフォアハンドスイングをすると、最後の腕の使い方がかなり自由になります。腕が自由なほど、多彩なボールを打つことができるのです。5の両肩の回転については、メシールのテニス(80) えもんかけとフォアハンドをご覧ください。

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