2013年3月23日土曜日

Mecir's Tennis (142) アプローチショットではラケットを横に振る

薄い(イースタン)グリップにとって厄介なのは、遅い球です。特に、緩い球を前に走りながら打つアプローチショットは、動きを伴うために不安定であり、かつ短い距離で強くヒットするために、ベースライン付近のグランドストロークよりも難しいといっても過言ではありません。

フォアもバックも、スライス系でアプローチショットを打つことはできても、ドライブ系のアプローチショットではネットするかバックアウトしてしまいます。

そこで、ボールコントロールしやすいスイングが必要になります。それが、横ふりのスイングです。ラケットを縦ではなく横に振ります。ラケットを、ネットに垂直ではなくに平行に振るイメージです。これにより、薄いグリップでも、強くラケットを振ることができ、ボールにスピン回転を与えやすくなります。また、ラケット面をやや下を向けることができるため、バックアウトの心配がなくなります。

0 件のコメント:

コメントを投稿