2013年9月26日木曜日

Mecir's Tennis (193) 思い切って完全に横を向いてしまおう!(”インサイドアウトのコツ”続編)

Mecir's Tennis (181) なぜインサイドアウトなのかにおいて、インサイドアウトのスイングの意味について書きました。フォアハンドにおいて、インサイドアウトを実現する簡単な方法があります。

それは、「顔以外は全て3時方向を向いてしまう」ということです。


メシールのテイクバックの写真を見てみてください。顔は正面を向いていますので気が付きにくいのですが、この写真で指でメシールの顔を隠してみてください。隠すのは顔の部分だけです。

気が付きましたか?顔以外は、すべて横を向いているのです!時計で言うと(ネット方向を0時として)足も腕も体も、すべてが3時方向を向いています。大切なのは体です。「おへそ」が3時方向を向いていることが大切です。

これは、コート上での脳内イメージとも一致します。ボールが飛んできたら、顔はボールを見る(ほぼ正面を向く)のですが、体は完全に横を向いてしまいます。

当然ですが、ボールは体の(つまり3時方向に)離れたところに置きます。体の真正面(0時方向)においてはいけません。言い換えると、体とボールはかなり離れている感覚になります。

慣れるまでは、完全に横を向いてしまうのは難しいかもしれません。が、いったん慣れてしまうと、なんという楽な打ち方だろうと思うようになります。

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