TennisForAll.comからのイワン・レンドル(Ivan Lendl)のフォアハンドの写真です。
また、次は、ピート・サンプラス(Pete Sampras)のフォアハンドの連続写真です。
これらのテイクバックでは、体の回転と同時に、右肘を引いているのが分かります。どちらの写真でも、右の肩甲骨を一杯まで引き、その力を利用してフォワードスイングしています。
右肩甲骨でラケットを引く結果、テイクバックの最後(トップ)において、ラケットヘッドがネットと反対側を向いています。(レンドルの2枚目、サンプラスの3枚目を見てください。)これだけの勢いをつけてラケットを引いているわけです。
このラケットは、相手から見ると、ラケットは体の後ろ側(向こう側)にあります。ネット側から見ると体に隠れてラケットが見えないはずです。
では、メシールのフォアハンドはどうでしょうか?写真は、メシールのフォアハンドのランニングショットの連続写真です。
別の写真(後ろから見たフォアハンドを見てみましょう。
テイクバックで、ラケットヘッドが真後ろを向いていないことが分かります。また、ラケットが体の右側にある(相手から見るとラケットが体の後ろに隠れない)こともわかります。感覚的に言うと、体の右側(ネットから見て6時方向)ではなく体の前(5時方向)にあります。ボールをヒットするプレーヤーから見れば、もっと前にラケットがある感じでしょう。(4時ぐらい。)
ラケットヘッドも、3時よりもむしろネット側(1時~2時)を向いているようなイメージになると思います。実際には、勢いがついて5時方向を向きますが、それでもレンドルやサンプラスのようにラケットヘッドが6時方向は向きません。
このテイクバックについての分析は、後日、このブログで行いたいと思います。
このテイクバックについての分析は、後日、このブログで行いたいと思います。
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