フォアハンドでは、常に逆クロスにボールを打つ体勢を作ってそこから逆クロス、ストレート、順クロスにボールを打ち分けます。順クロスに打つ体勢から逆クロスに打つことはできません。(これはバックハンドも同じです。)
そのためには、ボールから距離を取るようにします。浅い球でも、深い球でも同じです。
ボールとの距離を取ると、自然に左手が前に出ます。左手が前に出ることで、肩の回転でスイングをすることができます。左手が遊んでいると、右手だけでスイングすることになり、力をうまくボールに伝えることができないうえに、右腕の負担が大きくてラケット面がぶれやすくなります。
肩で回転するスイングでは、フォロースルーが大きくとれます。フォロースルーが大きくとれると、インパクトからフォロースルーにかけてのスイングをゆっくりと振ることができます。早いスイングをしなくても、大きなフォロースルーがボールに厚い当たりを作ってくれるからです。
その結果、深くて重いボールを打つことができるのです。
インパクトからフォロースルーまでの一連の動作はすべては連動しており、ボールとの距離を取ることから始まっているのです。
昔懐かしいチェコスロバキア(現在はスロバキア)のプロテニスプレーヤーであるミロスラフ・メシールのブログです。メシールにテニスについて思ったことを自由に書いています。なお、私は、テニスの専門家ではありませんし、上級者でもありません。
2015年7月18日土曜日
Mecir’s Tennis (274) もじもじポーズに加えて右腰にラケットをセットする
フォアハンドでは、右腰にラケット(正確には右腕)を「セットしてしまう」のがよいです。右ひじあたりがちょうど右腰のところに来ますので、その両者を一体化させてレディーポジションからテイクバックを行います。
テイクバックの間は、右腰を動かす(回す)だけで、右手は動かさないイメージです。右手は、右腰についていくだけです。肘から先の前腕部も動かしません。(ただし、高いボールの場合は前腕部は使ってもよい。)
これにより、テイクバックでは腕を動かすことができず、腰の回転主導でテイクバックができます。腕が動かないので、ラケットも動きません。
そうすると、テイクバックでラケット面が動かず、薄めのグリップでも精度の高いラケット面が作りやすくなります。その結果、大きなフォロースルーで強くボールを打ちやすくなるわです。
テイクバックの間は、右腰を動かす(回す)だけで、右手は動かさないイメージです。右手は、右腰についていくだけです。肘から先の前腕部も動かしません。(ただし、高いボールの場合は前腕部は使ってもよい。)
これにより、テイクバックでは腕を動かすことができず、腰の回転主導でテイクバックができます。腕が動かないので、ラケットも動きません。
そうすると、テイクバックでラケット面が動かず、薄めのグリップでも精度の高いラケット面が作りやすくなります。その結果、大きなフォロースルーで強くボールを打ちやすくなるわです。
登録:
投稿 (Atom)