2012年5月17日木曜日

メシールのテニス(72) フォアハンドの軸足

フォアハンドでは、①右足軸上で体が回転する打ち方と、②右足から左足に体重移動をする打ち方があります。①はフラット系、②はドライブ系になります。メシールは、その2つを相手のボールやサーフェス、ポイントで使い分けています。

①と②で、上体の遣い方がどう違うかをメシールのテニス(71)で書きました。

①は打点が右足の前になり、②は左手の前になります。(左足の前と言ってもよいかも。)打点の場所で使い分けるのがよいかもしれません。もちろん、相手のボールに応じてこの二つの打ち方を使い分けることになります。

自分自身のビデオを観ても、上体が立ったまま体重移動なしにスピン系のボールを打とうとしたり、サーブレシーブで無理にスピン系で打ち返そうとしたりしたときは、如実にミスをしていました。このあたりをきちんと使い分けることができるようになると、技術があがると思います。

①と②の区別の図を再掲しておきます。原則的には②(右図)から①(左図)にシフトする方が簡単ですので、ゲーム中は②で構えておくべきです。右図を見てもらったらわかりますが、まるで、「ど根性ガエル」でぴょん吉がヒロシのシャツを引っ張って前に走っているようなイメージです。この際、頭を前に倒さない(①も②も頭は地面に垂直)ように注意が必要です。

0 件のコメント:

コメントを投稿