2015年4月1日水曜日

Mecir’s Tennis (268) 正しいサーブの打ち方

どういうわけか、巷では、スピンサーブが打てることが大切なことだと考えられています。ストロークも同じで、なぜかスピンが打てることが大切だと思われています。

大切なのは、正しいフォームでフラットが打てることです。そしてそこから、スピン系を打てるようになるのが正しい手順です。

正しいフォームを見につけることなく、スピンサーブが打てるわけがありません。しかし、実際には、「正しいフラットサーブの打ち方」の説明があまりにも少ないのです。

ここでいうフラットサーブは、回転が少なく強い当たりのサーブという意味ではなく、一番シンプルな打ち方という意味でのフラットサーブという言葉の意味で書いています。

正しいサーブの打ち方は、意外に言葉で説明するのが難しいです。言葉で書くことはできるのですが、それを正しい脳内イメージにするのが難しいのです。

  • 両腕を両肩と同じ高さで、一直線にします。両腕の肘を90度曲げます。
  • 胸を張ります。肩の線が一直線になるようにします。肘を下に下げては絶対いけません。肘が水平になるようにします。
  • そこから、腕の力を一切抜きます。腕に力を入れてはいけません。すべての腕の力を抜きます。
  • 肩の線を崩さないようにして、そのままボールを打ちます。腕の力を入れてはいけません。
  • 左ひざを柔らかく使います。それによって、上下運動(下から上の動き)を作ります。
これだけです。これだけなのですが、それが意外に難しのです。どうしても腕を使ってしまうためです。しかし腕の力を抜いても、十分に強い当たりのサーブを打つことができます。

まず、この基本フォームが身についたら、そのあとでスピンサーブなどを習得します。まずは、この基本フォームを身につけねばなりません。

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