2015年5月26日火曜日

Mecir’s Tennis (269)  サーブはサッカーのスローイン

以前、テニスのサーブを野球のピッチャーのフォームと似ているというのは間違いだと書きました。野球経験(ピッチャーの経験)がない人であればよいのかもしれませんが、経験があると、この説明は逆効果になります。

テニスのサーブと野球のピッチャーのフォームの違いはたくさんありますが、一番の違いは「腰を回転するかどうか」だと思います。

野球のピッチャーのフォームでは腰を強く回転させます。テニスでは、むしろ回転しない(インパクトまでは)のです。まったく異なります。

もし、テニスのサーブの正しいフォームに近い他のスポーツでいうと、サッカーやラグビーのスローインです。特に、左足を前に出したロングスローインが一番イメージに近いと思います。次の点で、スローインに近いと言えます。

  • 左足を前に出すことで、ばねが左足になる。
  • 腰を回転させず、ぎっこんばったんの前後の動きでサーブする。
  • ロングスローインのようにラケット頭の後ろに来る。そのために両方の肘が高く上がる。
その他で気を付けることは、腕に力を入れないことです。脱力した状態で上のスローインをします。私は、最近、サーブを打つときに心の中で「スロー・イン!」とつぶやきながらサーブをしています。

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