②フォアハンドのテイクバックでは、ラケットヘッドを下げない(むしろ上を向けるイメージ)です。スイング全体でラケット面を「縦に使う」という意識が有効です。面を横にしてスイングすると、スイングが横振りになります。メシールのフォアハンドは、「縦振り」なのです。
あまりに大きな間違いなので、訂正します。
メシールのフォアハンドでは、テイクバックでは、ラケットヘッドは下を向きます。これは、絶対に守らねばなりません。(なぜ、上のように書いてしまったのだろう?)
これに従って、腕(特に手首から肘まで)は水平よりも下向きになります。
テイクバックは、3段階からなります。
第1段階は、足と腰を回す(肩と腕は回さない)段階です。第2段階は、肩を回します。腕も、引き始めます。第3段階は、腕のテイクバックです。体の後ろの方で、腕をある程度自由に使い、テイクバックをします。この時、ボールのタイミングに合わせてループ状(場合によっては直線状)に腕をまわします。
ラケットヘッドが下を向くのは、主に、第2段階です。(第1段階でも下を向き始めてもよいですが。)この段階で、ヘッドが下を向くことが、第3段階、さらにはインパクトに対して、重要な意味を持ちます。これについては、分析がまだできていないので、理解できたらまた書こうと思います。
ちょっと気になって、フェデラー、ジョコビッチ、リ・ナのスイング(スローモーション)をYoutubeで見たのですが、テイクバックで、ラケットヘッドはみんな上を向いています。たまに、メシールに似ていると言われるマレーですら、全く、ラケットヘッドは上を向いています。
現代テニスから見たら、すでに、メシールは前世代のテニスということになるかもしれません。しかし、アマチュアテニスから見たら、十分に使えるフォームですし、また、だからこそ「美しい」のかもしれません。
なお、注意すべきこととしては、第3段階においては、ラケットヘッドは上を向いても構わないのです。そうしないと、第3段階でラケットはループを描くことが出いません。ラケットヘッドが下を向くのは、あくまで第2段階の話です。
なお、注意すべきこととしては、第3段階においては、ラケットヘッドは上を向いても構わないのです。そうしないと、第3段階でラケットはループを描くことが出いません。ラケットヘッドが下を向くのは、あくまで第2段階の話です。
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