2011年12月19日月曜日

メシールのテニス(52) 基本中の基本

今回、2つの、基本中の基本を書きます。これらは、メシールのテニスというよりも、フラット(またはフラットドライブ)系プレーヤーにとっては、基本中の基本です。

こんな基本ができていなくても、中級ぐらいのゲームでは勝てるのですが、あるレベル以上には絶対になれないという、まさにその典型例と言ってよいでしょう。

①スイング始動について:スイングの始動を、肩や腕から始めてはなりません。足と腰の回転からスタートせねばなりません。テニススクールの初心者クラスで、一番最初に習うのが、「まず横を向いて、それからラケットを引く」というレッスンです。この、基本中の基本が、実は、とても重要なことです。まず横を向く(足と腰を回す)。次にラケットを引く(肩を回す)。フォアハンドも、バックハンドも、この点では同じです。(私は、バックハンドはできているが、フォアハンドが、これが守られていない。)
メシールがラケットを両手で持ってテイクバックするのは、ある点では、これを徹底するためです。ラケットを両手で持つ限りは、肩を回すことができない(難しい)ので、足と腰を回して、ボールを打つ場所と体勢になるまでは、ラケットを両手で持つのがよいのです。そこから、肩甲骨(肩)を回して、テイクバックを始めるのです。

ここから先は、私の脳内イメージですが、フォアハンドでは、ラケット面が今どこにあるかを意識するのがコツだと、最近気が付きました。スイングの間、テイクバックからフォワードスイングで、ラケット面の位置と向きを意識し続けるのです。ラケット面とその方向が正しくないと、ボールはラケット面に厚く当たりません。厚い当たりは、メシールのグランドストロークの基本です。(スピンボールであっても!)

今回の話題は以上ですが、そのほか、気が付いた点を、メモしておきます。

②フォアハンドのテイクバックでは、ラケットヘッドを下げない(むしろ上を向けるイメージ)です。スイング全体でラケット面を「縦に使う」という意識が有効です。面を横にしてスイングすると、スイングが横振りになります。メシールのフォアハンドは、「縦振り」なのです。

③ボレーのときには、肘を伸ばしきってはいけません。ドライブボレーも同じです。これらのショットでは、肘に余裕を持たせます。それによって、柔軟性があり、ミスの少ないショットになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿