メシールのレディーポジションでもう一つ大切なことは、背筋を伸ばすということです。決して背中を丸めてはいけません。これは、実は、レディーポジションだけではありません。メシールのほぼすべてのプレー中、メシールは背筋を伸ばします。メシールのプレーは、このために、しばしば、「上半身が突っ立っている」と指摘されます(批判されます)が、この点も、メシールのプレーにおいて、最も重要な点であり、必須なのです。これについたは、また、別項で議論したいと思います。
レディーポジションに入る前の体制で、たとえばレシーブの準備(相手が、サーブを打つ姿勢に入ったあたり)では、メシールは、逆に背を丸めます。これは、おそらくクセだと思いますので、プレースタイルの本質ではありません。この姿が印象的だったため(理由はそれだけではないですが)、メシールはビッグキャットというニックネームをもらうわけですが、このスタイルに目を奪われてはいけません。メシールのプレーの本質・基本は、背筋を伸ばして、上体を立てると言うことです。
(註) 私は、テニスの専門家でも、上級者でもありませんので、一般的なテニス技術を語ることはできません。語ることができるのは、メシールのテニスについてのみです。メシールの技術が、一般的なテニス技術に一致することも、逆に、一致しないこともあると思います。その点を、ご了解ください。
なるほど、ゴルフのレディポジションは、モジモジポーズですね。
返信削除レシーブのときだけ、背を丸めるのは、ジャガーのポーズみたいに スタートしてボールにとびかかりやすくするためですかね?