メシールのフォアハンド・バックハンドの技術(2)は、(1)のレディーポジションに続いて、テイクバックです。テイクバックでは、フォアハンド、バックハンド、ともに「女の子のもじもじスタイル」から、”そのまま”腰を回転します。この時点では、腰以外は動かしません。腰の回転だけでテイクバックを取ります。
したがって、このとき、ラケットのヘッドは下を向いたままです。実際のプレーでは、相手のボールの高さなどもあるのでこれが守られていない場合もありますが、基本はヘッドは下を向く”イメージ”が重要です。なぜなら、これが、レディーポジションでの体制(上半身の形)を維持したままにテイクバックを取ると言うことになるからです。
一般には、テイクバックを取るときに、ループ状のスイングをするために、手を上に引き上げるスタイルが多いようです。(例えば、ボリス・ベッカーなどが典型的なループ型のスイングです。)しかし、メシールのテニスは、あくまでここでは手を動かしません。非常にシンプルな動きと言ってよいでしょう。腰を回転するだけだからです。これは、フォアハンド、バックハンドともに同じ動きです。
(註) 私は、テニスの専門家でも、上級者でもありませんので、一般的なテニス技術を語ることはできません(註) 私は、テニスの専門家でも、上級者でもありませんので、一般的なテニス技術を語ることはできません。語ることができるのは、メシールのテニスについてのみです。メシールの技術が、一般的なテニス技術に一致することも、逆に、一致しないこともあると思います。その点を、ご了解ください。
アップのときのフォアみると、フォアのテークバックからインパクトまで、ずーっと 右腰と右手の 位置が 同じようなところにある感じなんですよね。インパクトまで、右手があばれない・・・みたいなイメージ。
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