2011年11月20日日曜日

テニスの基本四原則(中級から中上級にステップアップするために)

(原稿を書きなおしました。)

このブログを読まれている方には、おそらく、私ぐらいのレベルの方もおられると思います。上級というほどではないけれど、単なる遊びでテニスしているのではなく、常に上達を目指している人。テニスが上手になりたいと心から願っている人です。全米テニス協会評価プログラム(NTRP)でいうところの4.0以上(でも5.0にはいかない)程度のプレーヤーですね。

私のレベルは、正式にレイティングをしてもらったことはないのですが、おそらく、4..5程度ではないかと思います。(最近の私の戦績はこちらです。)

この程度を中上級と呼ぶとして、では、中級が中上級に上がるために必要なことはなんでしょうか。私のレベルを(中級の人にはほとんど負けなくなったので)中上級とすると、自分自身が中級から中上級にステップアップした時に、必要だった四原則をまとめてみました。

それは、①まず、足を動かして、ボールとの距離がよいところにポジションする(ステップワーク)、②テイクバックを早く引く(ただし、ステップワークと並行してラケットを引くこと)、③インパクトではボールを見て、その後、(自分の打ったボールを見ずに)相手を見る、④ボールを打った後に大きなフォロースルーを取っている、の四つです。

今更ながらの基本的な四項目ですが、もし、あなたが中級だとして、本当、常にコート上で、この原則が守れていますか?一度、よく思い出してみていください。実は、きっと…。

四原則がきちんと守れれば、中級から抜け出せると確信しています。それには、理由があります。

シングルスのゲーム(草大会など)をたくさんしていると、ゲーム前に相手の技量を確認することは、戦略上、有効です。特に、(まれにある)4ゲームマッチなどは、あっという間にゲームの流れができてしまうからです。

相手の技量をはかる際に、私は、相手の打つボールの速さは、全く気にしません。むしろ、適当にボールが速い方がありがたいぐらいです。速いと言っても、たかが知れています。私が取れないほどのスピードのある球を打つプレーヤーは、こんなところにはいない(もっと、上位ランクの試合に出ている)のです。

私がゲーム前に、相手を確かめるのは、上の四原則と、フォアハンドの左手の使い方の4点です。この4点で、おおよそ、相手の技量は想像できます。試合前の練習で、打つ球は速くてもテイクバックが遅く、左手をうまく使えていない(=右手でボールを打っている)人は、あまり心配する必要はありません。恐れるに足りず、という感じでしょうか。

ちょっと見かけた感じでは上手そうに見えるけれども、実は恐れるに足らず、という人が、実は、コート上には結構多いのです。

逆に、早いテイクバックからしっかりボールを見ながらインパクトしている人をみると、その人のボールがそれほど速くなくても、いや~な感じがします(笑)。そして、そういう相手とのゲームは、結果的には、たいてい”大変なことに”なります(笑)。まして、その時に打つボールが速かったりすると…たいていは、”ひどい目に”あいます(笑)。

言い換えると、基本四原則+フォアハンドで左腕をうまく使えていれば、中級レベルからレベルアップできるということです。そんなに難しい話ではありません。私と同じようなレベルの方は、ぜひ、コート上で試してみてください。効果テキメンだと思います。

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