2012年4月8日日曜日

メシールのテニス(62) 早いテイクバックと力が入る打点

メシールのテニスについて、フォアハンドを中心に、そのフォームについて述べてきました。

そろそろ、(私のレベルアップに合わせて)フォームからコート上でのボールの打ち方に、話題をシフトしたいと思います。これは、つまり、話題がメシールのテニスから、一般的なものになってくるということです。メシールのテニスは、フォームは独特なところがありますが、コート上でのボールを打つ技術は、テニス共通だからです。

メシールのテニスでは、早いテイクバックが大切です。いや、どんなテニスでも、速いテイクバックが必要です。

テイクバックが遅くならない方法として、以前、ボールに合わせてラケットを引くということを書きました。まさにこれです。ボールが飛んでくるのに合わせてラケットを引き、バウンドするタイミングでフォワードスイングを開始します。

ここで大切なことは、相手に走らされて打つ場合でも、同じだということです。この場合、走るという行為とテイクバックという行為を、同時に行うことになります。走る(ボールに追いつく)方に集中してしまいがちですが、ボールに合わせてテイクバックを取ることを忘れてはいけません。

(ちなみに、私は、フォアハンドでこれを忘れることが多いので、フォアサイドに走らされて打つショットが苦手です。)

さて、インパクトです。上のように時間的余裕をもってテイクバックを取った場合には、一番力が入る場所でボールをヒットしましょう。メシールのような薄めのフォアハンドグリップでは、力が入る打点は、比較的後ろの方です。前回の「フォアハンドは右腰で打つ」の理屈から言うと、力が入るポイントは右足のつま先の延長線上です。

厚いグリップの打ち方と比べると、ずいぶんと後ろになります。が、それでよいのです。一番力が入る打点で、しっかりと厚い当たりのボールを打つことが、何より大切です。

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