2012年12月8日土曜日

メシールのテニス(90) 構え…右手こぶしの位置に注意!

どこかに書いてあったのですが、テニスの構えは、剣道と同じ。「相手に斬られるか、自分が斬るか」だと。確かに、一瞬でも早くボールに対応するためには、構えは大切です。

テニスだって、生きるか死ぬかなのです。そのぐらい、一瞬に命を賭けなくてはなりません。

構えのポイントはとても簡単です。ラケットのヘッドを相手に向ける。ヘッドをフォア側に、バック側に向けてはいけません。これにより、ボールがフォア側、バック側のどちらに来たとしても、瞬時にバランスよく反応できます。

図のNGのような構えでは、フォアハンド側にボールが来た時に、ラケットが180度以上移動します。この時間は、決してバカにはならないのです。

レディーポジションでは、ボールが飛んでくる方向にラケットヘッドを向ける。剣道と同じです。

図を見ればわかりますが、正しいレディーポジションでは、右手こぶしは右腰の前になります。体の前に(中心)にはなりません。両手を体の真ん中に構えると、ラケットはバックサイド側に大きく傾いてしまいます(左図)。

こんな簡単なことですが、つい、苦手または得意な方にラケットが傾いてしまうものです。レディーポジションでは。上級者になるほど、「隙がない構え」になるような気がします。


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