2013年8月15日木曜日

Mecir's Tennis (177) ステップワークと体重のかけ方・背中を曲げないこととの関係

背中を曲げないこと」ではグランドストロークでは背中を曲げない、上体を起こすと書きましたが、正確にはやや前傾姿勢になります。これは、以前、「体重のかけ方」に書きました。

大切なことは、「体重のかけ方」の図にあるように、お尻を突き出すことです。これにより、上体が突っ立つことなく、しかし背中を丸めずに肩をえもんかけのように使うことができます。

ただし、これをステップワークでも行うことは簡単ではありません。お尻を突き出しながらコート内をフットワークするのは足への負担が大きすぎます。

とは言え、この体勢を取らずにステップワークして、ボールを打つ時にいきなりお尻を突き出すのも簡単ではありません。

結局、ステップワークではお尻の突き出し方、背中のそらし方などを比較的「楽に」行っておき、ボールを打つ際にしっかりとお尻を突き出します。それでもやや体の負担は大きいのですが、しかし、ステップワークからスムーズにボールヒットにつなげるためには、やはり、必要なことです。ステップワークで膝を突っ立てたり、逆に膝を曲げすぎたり、背中を丸めたり、逆に上体を立てすぎたりすることは避けるべきです。

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