2013年1月9日水曜日

Mecir's Tennis (108) Forehand Storke on Glass Court





















メシールのテニス(107) 左手の指さしはボールの高さに合わせる


メシールのテニス(99) フォアハンドでは左脇をあける<重要>では、左手(左ひじ)でのボールの指さしについて書きました。ボールを指さしますので、高い球には左手は高くなり、低いボールには低くなります。

やや低いボールの場合(肘と指がボールを指している) ⇒連続写真
高いボールの場合(肘がボールを指している)
低いボールの場合(肘の先がボールを指している) ⇒連続写真

Mecir's Tennis (106) Low ball hitting by forehand

フォアハンドで低いボールを打つ連続写真です。



Mecir's Tennis (105) Slightly low ball hitting by forehand

フォアハンドでやや低いボールを打つ場合の連続写真です。


2013年1月8日火曜日

メシールのテニス(104) 左肩甲骨でフォワードスイング<メシール、ボルグ、そしてフェデラー>


Youtubeにあったボルグとフェデラーのフォアハンドストロークの比較です。フェデラーがインパクト直前でボルグはインパクト直後であるにもかかわらず、左腕はフェデラーの方が背中側に回っています。それだけ、左の肩甲骨を使って体を回転させているということが分かります。

メシールのテニス(98) コンパクトなフォアハンドテイクバックに掲載したメシールの連続写真(GIFアニメはこちら)からのインパクトの瞬間の画像です。


角度は違いますが、インパクト直後の写真です。フェデラーと同じように、左腕が背中に回り、左肩甲骨を使っていることが分かります。

上のYoutubeの画像(ボルグとフェデラーのフォアハンドストロークの比較)は、ほぼ同じ角度から同じタイミングで二人のプレーヤーのフォアハンドを比較しており、貴重な映像だと思います。この映像を見ると、二人のフォワードスイングの違いがよくわかります。

フェデラーのフォワードスイングは明らかにインサイドアウトです。ボルグは、どちらかというとアウトサイドインにスイングしています。近代テニスでは、スイングはアウトサイドインがよい(スピンがかかる)と言いますが、それはインパクトより後のフォロースルーでの話です。フォワードスイングではラケットはインサイドアウトのイメージで振ります。


それはなぜか?

左の方(肩甲骨)でスイングを主導すると、右腕はそれについていきますからラケット面は0時(ネット方向)よりも11時側を向いてしまいます。そのままアウトサイドインでラケットを振ると、ラケット面が0時方向を向きません。

そこで、フォワードスイングではインパクトまではインサイドアウトにラケットを振り出してラケット面に0時方向を向かせるのです。その後、スイングはアウトサイドインとなってフォロースルーるを作ります。

にもかかわらず、なぜ、アウトサイドインでスイングするように言われるのか。それは、脳が腕に指示をする頃にはフォロースルーが終わってしまうからです。脳は、フォワードスイングでのスイングの方向(アウトサイドイン)を、フォワードスイングの時点で指示しなくては間に合わないのです。そこで、レッスンでは「アウトサイドインのスイングが最近の主流」と教えているわけです。


メシールのテニス(103) 高いボールは打点は前・腰の高さのボールは打点は後ろ


メシールの薄いフォアハンドグリップは、打点が(一般的なスピンボールと比べて)後ろだと思われています。それは正しいでしょうか。

正解は、YESでもあり、NOでもあります。打つボールの種類によって、打点が異なります。

腰の高さのボールを仮定すると、スピン系のボールになるほど(当然ですが)打点は前になります。これは、グリップに関係なく、一般的なことです。メシールの場合も、同じです。

ボールに押し込まれて、またはわざと打点を遅くして打つ場合は、(バギーホイップなどの打ち方をするのでなければ)ボールはフラット系の厚い当たりになります。この打ち方は、厚いグリップのスピン系では難しいため、どうしてもメシールのフォアハンドはこのイメージが付きまといます。

そのために「メシールのフォアハンド=打点が後ろ(遅い)」と思われがちです。「攻める時は打点は前、守るときは打点は後ろ」というのが正しいイメージでしょうか。

アプローチショットや低いボールをすくい上げる場合、高い打点の場合などは、メシールでも打点はかなり前になります。特に注意すべきは、高い打点です。高い打点ではフラット系では打てない(ワイパー系でしか打てない)ので、メシールの場合も必ず打点は前になります。




GIFアニメーションはこちら。
Youtubeはこちら。

Mecir's Tennis (102) Mecir's Forehand #2 -Gif Animation (movie)


2013年1月7日月曜日

メシールのテニス(101) フォアハンドテイクバックでは右腕をたたみ気味に

メシールのフォアハンドでは、テイクバックの後半で右腕がたたみ気味になっています。 左前方から撮影した映像(GIFアニメーションはこちら/Youtubeはこちら)では、ちょうど、体の向こう側にラケットが隠れています。

この後、テイクバックのトップで右腕とラケットが背中側から見えていますが、かなり小さなテイクバックであることが分かります。

これは、メシールのフォアハンドテイクバックが小さいことを示しています。コートで試してみればわかりますが、このテイクバックは脳内イメージとしてはかなり小さいことが分かります。ほとんど、右腕を右肩の前で折りたたんでいるかのようなイメージです。



その後、メシールのテニス(99)で書いたように左腕・左肩主導でフォワードスイングが始まりますが、次に、右腕によるフォワードスイングとなります。この時、たたまれた右腕はだんだんと前に伸びていくことになります。脳内イメージとしては、ボクサーのパンチの様のまっすぐ押し出すイメージです。(実際には、それでも、中心軸に沿って回転します。)


図に、右腕の押し出すイメージを示しました。図で注意していただきたいのは、ラケット面が外に向かないという事です。右腕を押し出すのではなく、腕で振るとラケット面が外(ネット方向を0時とすると、0時よりも1時の側)に開いてしまいます。メシールのビデオを注意深く見ればわかりますが、メシールのフォアハンドではラケット面は外を向きません。


なお、右腕を押し出すという事は、インパクトは体よりもネット方向(前方)になります。「前の方でボールを打つ」という意識も大切です。

メシールのテニス(100) フォアハンドでは左脇をあける<重要>

メシールのフォアハンド(GIFアニメーションはこちら/Youtubeはこちら)では、テイクバックの終わりに左手の肘(指先)でボールを指さします。この際に、上から見ただけでは区別がつきませんが、横から見た時に肘がボール方向を向いていなくてはいけません。言い換えると、左脇は開かなくてはなりません。左脇が締まったテイクバックはNGです。どうしてでしょうか?


メシールのフォアハンドでは、フォワードスイングは左肩の回転(えもんかけの回転)で行います。そのための力(遠心力)が必要です。脇が締まってしまうと、遠心力が使えないので、右手の力で打つことになってしまいます。



フォワードスイングはボールを打ちに行くタイミングですので、意識はどうしてもボールを打つ右腕に行ってしまいます。プロのフォアハンドでも、左脇が締まって打つ選手はたくさんいます。(たとえば、こちらの映像のビヨン・ボルグなどは、はっきりと左脇が締まっており、右腕主導でスイングしています。また、相手のジミー・コナーズは右手(左利きですので利き腕ではない方の手)が前に出てボールを指していますが、フォワードスイングの回転は肩・腰が一体となって行っており、右腕の遠心力を使っていません。)

右腕を意識したいフォワードスイングの前半で左腕と左肩を主導にしている点が、メシールのフォアハンドが難しく、また美しい理由の一つです。

メシールのテニス(99) コンパクトなフォアハンドテイクバック


メシールのフォアハンドテイクバックは、かなりコンパクトです。映像で見ると分かりにくいのですが、オンコートでの脳内イメージで言うと、「右肩の前でごく小さな旋回半径でテイクバックしている」程度です。下の連続写真のテイクバックをみると、写真1枚目から3枚目までは、体でラケットが隠れるぐらいのテイクバック始動となっています。そのあと、テイクバックのピークでも、体の線よりもラケットが背中側には回ってきていません。脳内イメージで言うと、体の前(右肩の前あたり)にラケットがあるような感覚だと思います。(GIFアニメーションはこちら。)












GIFアニメーションはこちら。

この、脳内イメージをもう少し詳しく書くと、次のような感じです。
  • テイクバックは右肩の前で小さな回転半径で行う。
  • 右肩の前で折りたたんだ腕を伸ばすことでフォワードスイングを行う。
  • フォワードスイングをリードするのは、右腕の力ではなく、左肩の回転の力。
右肩でボールを押し出すイメージは、逆に言うと、相手のボールと体の距離を取る際に、右肩で距離を取る(右肩の前でボールを打つ)感覚になります。(あくまで、脳内イメージです。)これは、利き腕の方で距離をとれるので、とても打ちやすいはずです。


テイクバックで右腕をコンパクトにたたんでいますので、どうしてもフォロースルーも小さくなりがちですが、それではいけません。テイクバックが小さい分、逆にフォロースルーを大きくとる必要があります。

その際、そのフォロースルーを導く力は、左肩の回転(えもんかけの回転)です。右腕の力でフォワードスイングやフォロースルーをしてはいけません。

Mecir's Tennis (98) Mecir's Forehand #1 -Gif Animation (movie)

2013年1月2日水曜日

Dunlop Biomimetic Max 200G (購入しました)

なんとなく長い間気になっていたDunlop Biomimetic Max 200Gですが、ついに一本購入しました。今回は、このBiomimetic Max 200Gについての簡単なレポートです。
ご存知のとおり、どういうわけか、同じラケットを購入しても、米国と日本では、ずいぶんと価格が違います。円高の影響もあるのでしょうが、米国で買う方がずいぶんと安く購入できるのです。「もし、Biomimetic Max 200GがNeomax 2000と全く同じ、またはせめてよく似た打感だったら気に入っているNeomax 2000の予備ラケットに使えるかも」と思って、米国に出張した際に購入してみました。

今回も、テニスグッズ購入で時々利用しているTennis Warehouseからの購入です。

まず、ラケットの見た目の印象ですが、Neomax 2000Gが深い緑色を基調にしているのに対して、Biomimetic Max 200Gは明るい緑色のラインです。Maxply McEnroeと同じようにジョン・マッケンローのサインが入ったシグニチャモデルでした。(そういえば、シニアツアーでジョン・マッケンローがこのラケットを使っている写真を見たことがあります。)


ラケットのスペックは、以前の記事に書きましたが、Neomax 2000とBiomimetic Max 200Gではほぼ同じです。違いは素材だけです。が、ラケットの形状は、二つのラケットを重ねてみると分かるのですが、Neomax 2000Gの方がやや丸い形でした。Biomimetic Max 200Gはやや縦長です。

さて、肝心のBiomimetic Max 200Gの打感ですが、残念ながら、あのNeomaxの独特な打感ではありませんでした。もちろん、かつてのMax 200Gとも違います。あそこまでのねっとりとした打感ではありません。

とはいえ、Maxply McEnroeのような硬さは感じませんでした。打感が柔らかくなったMaxply McEnroeと言う印象でしょうか。

Maxply McEnroeよりははるかに使いやすいので、時々利用しています。また、思い出したころにレポートします。