2014年7月13日日曜日

Mecir's Tennis (231) サーブではどこまで膝を曲げるか?

九鬼潤さんのレッスンで、「サーブでは膝を十分に曲げて、膝を戻す勢いでボールをヒットする」ということを教わりました。

では、サーブではどこまで膝を曲げこむのでしょうか。

その答えは「可能な限り」です。「可能な限り膝を曲げこむ」ということは、決して体の限界まで膝を曲げるという意味ではありません。

プレーヤーの体力、脚力、パランスにより、膝を曲げこんで力をため込み、膝を伸ばす力で跳ね上がることができるレベルは異なります。

つまり、バランスを崩すことなく曲げこんだ膝を伸ばしてボールを打つことができるレベルまでがその人が膝を曲げることができる限界です。この限界まで膝を曲げるというのが正解です。

最近の男子のトッププロでも、たとえばスイスのバブリンカなどはそれほどまでは深く膝を曲げこみません。かつてのボリス・ベッカーはかなり深く曲げこんでいました。

どこまで曲げこめるのかは、その人によります。それを超えてまで曲げる必要はないのです。その人の限界まで曲げこむのが理想的な膝の曲げこみということになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿