2014年11月12日水曜日

Mecir’s Tennis (253) フラットドライブではテイクバックで折った腕を伸ばしていく

フォワードスイングからインパクトにかけて、二通りの打ち方があります。回転を重視する打ち方とボールに力を与えていく打ち方です。スピン系とフラットドライブ系と言ってもよいかもしれません。

スピン系では、腕の体が一体として回転するイメージです。フラットドライブ系は、フォワードスイング開始時には体と腕が一体ですが、そのあと肩と腕は独自に動きます。今回は、このフラットドライブ系について書きます。

具体的には、右肩と上腕を前に突き出し、さらに曲がった肘を伸ばしていく感覚(脳内イメージ)です。この際、腕は完全にまっすぐに伸びるとは限りません。このさじ加減は、打ちたいボールによって決めます。ただし、テイクバックで曲がった状態よりは、必ず肘は伸びているはずです。

スピン系では体の回転がボールにパワーを与えることができますが、フラットドライブ系は体(腰)の回転とラケットスイング(肩・腕)が完全同期しない分だけ、パワーが減ります。その分、肘を伸ばすことでパワーを与えることになります。肘が伸びていくことで、フォロースルーも大きくなります。

スイング全体が大きくなるので、腕の力を抜いてしっかりとボールを捉え、大きくフォローすることを忘れてはなりません。

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