2014年11月12日水曜日

Mecir’s Tennis (254) 背中を曲げない・上体を立てる・ボールとの距離を取る

等も書いていることですが、フォアハンドでは背中を曲げず、上体を立てます。肩をエモンカケのように回転させます。

そのためには、ボールと体の回転軸の間に距離が必要です。肩の幅+腕の長さ+ラケット分だけボールと距離を取るわけです。この、肩の幅の分の距離感覚が難しいのです。

ボールが体に近すぎた場合にはボールを打つことはできますが、遠すぎた場合にはボールを打つことができなくなります。その本能的な恐怖心が、ボールとの距離を取りにくくします。

また、背中が曲がると、ボールとの距離感がぶれます。背中をまっすぐに伸ばすと、上記の足し算で自動的に体の中心とボールの距離が決まります。背中を曲げると、その距離が一定ではなくなります。

距離を取ることは、度胸がいります。背筋を伸ばすことは、度胸が要ります。しかし、上体を立てて距離を取る勇気が必要なのです。

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