2015年2月21日土曜日

なんだ、錦織が勝ってもおかしくないじゃないか

昨年(2014年)の秋に有明コロシアムで行われたエキシビションマッチ(ドリームマッチ)の再放送を見た。アガシ、チャンという二人のレジェンドがシングルス、ダブルスでプレーをした。

ダブルスは松岡修造を含めた錦織圭を含む4プレーヤーで行われたのだが、試合前のフォトセッションで驚いた。マイケル・チャンが小柄なのは知っていたがアンドレ・アガシもそれほど背は高くなかった。簡単に言えば、錦織の方がアガシよりも、もちろんチャンよりも、身長が高かったのだ。錦織は公称178㎝、アンドレ・アガシは180㎝である。錦織が低めに身長を報告する意味はないので、おそらくアガシがサバを読んでいるのであろう。実際、アガシが現役中にも、アガシが180㎝も身長があるようには見えなかった。

(ところで、4人の中で最も、というよりも唯一の、上位ランカーの経験がない松岡修造が一番長身だったのは、やや皮肉な話である。)

今のところの錦織は、グランドスラムを達成したアガシはもちろん、全仏オープンを制して世界第2位まで上り詰めたチャンにも届いていない。しかし、体格ということだけでいえば、その可能性は十分あるわけだ。アガシも、チャンも、錦織よりも身長が低いのに、十分に素晴らしい戦績を収めてきたのだから。

日本人は体格で不利だということは、ここでは言えない。なんだ、錦織が勝ってもおかしくないではないか。

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