2015年1月19日月曜日

Mecir’s Tennis (259) 軸を作る(「背筋をぴんと伸ばす」)

メシールのテニスでは(そして、おそらくほとんどのプレーヤーは)、体の軸を使ってスイングをします。軸は、地面と垂直になり、原則的には傾いてはいけません。

一方で、スイングに力を与えるのは、腕の力ではなく背筋です。

この2つを考えると、スイングで重要なのは背骨だということがわかります。

背骨を地面に垂直に立てて、背骨を軸に回転します。

背骨を意識することで、背筋の力でボールを打ちます。

つまり、ボールが飛んできた際には、上半身については背筋を意識すればよいのです。背筋をしっかり立てることで背骨を中心に体が回転し、さらに背筋でボールを打つことができます。

人間は(とひとくくりにしてよいのかわかりませんが)、疲れてくると背中が曲がってくるようです。特に、肩の方(つまり背中の上の方)が曲がってきます。いわゆる、肩が落ちる、という状態です。そういう時は、いったんブレークして気分を一新し、背中を張りましょう。

背筋をぴんと伸ばしなさい、と子どものころに学校でよく言われたものです。テニスのスイングで背筋を意識するのは、背骨中心回転と背筋力の一石二鳥なのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿