2013年5月6日月曜日

Mecir's Tennis (152)  締まったインパクト(最近のテニスには使えない打ち方?!の続き)

Mecir's Tennis (151)  最近のテニスには使えない打ち方?!では、ラケット面とスイング面を一致させることを書きました。ボーリング打法です。

もちろん、これは脳内イメージですので、実際にはスイングとラケット面がスイング中にずっと同じ面になるのは難しいです。では、特に、スイングのどの部分でラケット面をスイング面に含めるのがよいでしょうか。

それは、インパクトです。インパクトの時に、できるだけラケット面をスイング面に一致させるようにするのが理想的です。その理由は、ボールにラケットスイングの力が伝わりやすいからです。

フォワードスイングの途中ではスイング面とラケット面が多少ずれていても構いませんが、インパクト時には一致させるイメージでスイングしてみてください。この時、右脇がしっかりと締まることが分かると思います。そして、ボールに体の力がラケットを通じて伝わります。その瞬間、締まったスイングになるというイメージです。

締まったフォアハンドインパクトのためには、右足かかとは外側に出てはいけません。また、右ひざも内側に折れ込むイメージです。どちらかと言うと、インサイドアウトのスイングイメージになると思います。

勘違いしてはいけないのですが、このような締まったインパクトスイングはどの場合にでもできるわけではありません。相手のボールが比較的甘い場合で、とくに打点が腰よりも低い場合に有効です。打点の高いボールではこのような打ち方はできません。

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