2014年8月18日月曜日

Mecir's Tennis (241) フォアハンドテイクバックで作るループ(1)

フラット系のグランドストロークでは、ラケットをまっすぐ引いてまっすぐ振り出すイメージがあります。実際、コナーズの厚いグリップでのフラットフォアハンドはこのタイプです。このタイプのスイングは、単調な(しかもスピードが速い)ボールには有効ですが、緩急を混ぜられた時に不利です。また、スピンポールに弱い(自分もスピンボールが打ちづらい)という弱点があります。

もちろん、厚い当たりが打ちやすい、コースが狙いやすいなどの利点もありますが、マイナスの方が多い打ち方でしょう。

薄いフォアハンドグリップでも、ループスイングは可能です。というよりも、ループスイングをするべきです。それによって、スピン系のボールを打つことができ、また相手の緩急をつけたスピン系のボールに対応することも可能です。

相手のボールが速い時にはテイクバックでループを作る必要はありません。まっすぐに引いて、まっすぐに振りだします。(動画像はこちら。)
逆に、相手のボールが速くない場合や、時間的余裕があってスピンボールを打ちたい場合には、テイクバックでループを作ります。(動画像はこちら。)

テイクバックループでは、右肘の位置は固定されています。ラケットだけがループします。


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