2011年7月2日土曜日

プロスポーツ選手に聞いてみたいこと

私の仕事は、ちょっと変わった公務員のような仕事なので、民間の会社員ではないのですが、まあ、広い意味ではサラリーマンです。だから、というのが正しいのかわかりませんが、普段、プロスポーツ選手と話をする機会はありません。

それが別に不満でも、困っているわけでもありません。ただ、いろいろな試合を見たり、また、いろいろな活動を見たりすると、時々、選手に直接聞いてみたいなぁと思うことがあります。

最近でいうと、プロ野球・日本ハムファイターズの二塁手の田中賢介選手。顔はちょっといかつい(すみません!)けれど、でも優しそうな雰囲気の日ハム選手会長です。(2011年6月現在は、故障のために試合には出場されていません。一日でも早い復帰を期待しています。)

さて、最近、田中選手がアウトにした数だけ乳がん検診のためのマンモグラフィー検診をプレゼントしているという日本生命のCMが、テレビでよく流れています。BGMもとても良い曲です。ゆずという二人組の「虹」という歌のようですね。私は、普段、ほとんど音楽を聴かないのですが、ゆずというハーモニーの美しいデュオがいることは、知っています。

このCMは、とてもとても良いCMです。田中賢介選手の誠実さとまじめさが伝わってくるCMです。私は、このCMが、理由はよくわからないのですが、とても好きです。おそらく、映像から田中選手の誠実さが伝わってくるからだと思います。このような活動を映像にすることは、有名人のボランティア行為の押し売りともとられてしまうこともよくあります。にもかかわらず、思い切ってCMにした勇気に、素直に感銘しています。

その中で、「恵まれない子どもに」というような抽象的なものではなく、具体的な乳がん検診の支援ということをプロ野球選手である田中選手がなぜ選んだのかを、私は知りたいのです。知らなくてはならないことではないのですが、自分の中で、なぜ、自分がこのCMに感銘するのかを理解したいという気持ちと、どこかでつながっています。

上の日本生命のサイトでは、田中選手自身のカラーがピンクなので、同じピンクリボン活動に共感して・・・・というようなことが書いてありますが、それだけの理由なのですかね?

書評:「二つのファイナルマッチ 伊達公子・神尾米最後の一年」(中) ナンバーワンになるということ」でも少し書きましたが、私は、プロのスポーツ選手については、その作品であるプレーを見て理解をすればよいと思っています。一方、プライバシーは選手自身のものです。本人以外が知る必要はないものだと思っています。

ただ、今回の田中賢介選手のCMのように、メディアを通じて入ってくる事柄について、その背景や理由を知りたくなることがあります。今回で言うと、田中選手に直接、聞いてみたいなぁと思うわけです。

プレーそのものについてであることも、今回のようなプレー以外のことについて知りたい場合もあります。いずれにしても、作品に感銘した時には、その理由や背景にあるものについて理解したくなるのです。

最近は、ブログや電子メールなどがありますので、その機会はかつてよりは多くなっています。メールを送っても、事情によっては返事をもらえないこともあるでしょうが、それ以前に、相手に負担をかけるメールは送りたくないというのが正直な気持ちです。

選手にとっては、プレーヤーとして最高のパフォーマンスを見せることが第一目標であり、それだけでも、十分に大変なことだからです。

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