2011年9月20日火曜日

メシールのテニス(46) 安定したフォアハンドストローク(その7) インパクトでボールを見る

インパクトでボールを見ることというのは、グランドストロークにおいて、基本中の基本の一つです。しかし、それは、ラケットの真ん中(スイートスポット)でボールを捉えるため…だけではありません。

メシールのような薄いフォアハンドグリップでは、スピンよりもフラットドライブを多用します。そのためには、ボールをしっかりと捉え、ボールを押し出すようなイメージが求められます。つまり、インパクトでラケット面がボールをしっかりと押し出す感覚が、ラケット面が1度ずれてもアウトかネットしてしまう精度での感覚が求められます。

これを目で捉えるのです。目でインパクト時にしっかりとボールとラケット面を捉えることで、しっかりとボールを捉えて押し出す感覚を持ちやすくなります。逆に、インパクト時にボールを見ないと、勘でボールを打たなくてはならず、微妙なタイミングやボールの押し出し、面の角度がずれやすくなります。

したがって、フラットドライブ系の場合は、スピン系よりも、インパクト時に目でボールとラケットをしっかり見るということが、より求められるのです。

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