2011年9月27日火曜日

メシールのテニス(49) 安定したフォアハンドストローク(その9/今度こそ最終回) (復習を兼ねて)左肩の使い方など

かなり安定したと思ったフォアハンドですが、先日、シングルスの試合でビデオを撮ってみたところ、あまりにもひどかったので、再度、メシールのビデオを観て分析をしました。その結果、基本的なことが数点、かなり守られていなかったので、これまでの確認も含めて、列挙したいと思います。

(1)レディーポジションでは、左手をラケットに添えること。正しくは、バックハンドのグリップで構えておくこと。
(2)上記の(1)の形から、フォアハンドにボールが来た場合には、左手を添えてテイクバックすること。バックハンドグリップなので、左手が下からラケットを持ち上げるイメージになるのですが、この感覚に慣れる必要があります。
(3)上記の(2)では、どこかで左手が離れるが、離れた後、左肩をしっかりと”はる”こと。言い換えると、左肩に力を入れ、左肩がスイングをリードすること。左手は、何かを抱えるような形で前方に突き出すこと。
(4)上記(3)を守ると、自然に、背中に力が入り、上体が立ちます。背中でスイングをすることができます。
(5)インパクトが後ろにならないように、前でボールをヒットすること。
(6)フォロースルーでは、絶対にラケット面を伏せること。最低でも、地面に垂直になること。そのためには、フォロースルーで右腕を伸ばしていくことが大切です。
(7)ラケットは下から上に振ること。フラット系だと、つい横に振りたくなってしまいますが、これではボールはネットを超えないか、アウトしてしまいます。ヘビースピンをかけるわけではない場合でも、ラケットは下から上に振り、ボールに順回転をかけると同時に、ボールの発射角は上向きになる(水平ではない!)ことが大切です。

最後に、(7)として、繰り返しになりますが、飛んでくるボールに合わせてテイクバックをし、バウンドしたタイミングでフォワードスイングを開始するということを、つい忘れがちなので、再掲しておきます。これを徹底しないと必ず振り遅れますので、確実に調子を落とします。

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